トイ戦記

玩具レビューや雑記など

スラッグ AD07 SLUG トランスフォーマー ロストエイジ ムービーアドバンスドシーズ

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

年末にもう一回更新する予定だったのですが、急遽初詣に行くことになってしまい今更ながら更新します。 今回のレビューはこれ! 何で今頃って感じですが、早速いってみましょう。

調べてみたら2014年発売なので、もう5年前になるんですね。パッケージも劣化していて、ブリスターが既に剥がれ気味。古いので仕方ありません。気にせず開封します。

変形前はトリケラトプスです。メタリックパープルのカラーリングがメカニカルな雰囲気を醸し出し、有機物と無機物のミックス具合が非常にいい感じです。映画に出てきたスラッグとは似ても似つかないのですが、これはこれで非常にかっこいいです。単体もかっこいいのですが、ダイノボットを勢揃いさせるとそれぞれの派手なメタリックカラーが特に映えますね。まだ一体目なのでお披露目できませんが。 トリケラトプス形態の可動は残念ながらほぼ死んでいます。脚が変形の都合上ロックされるので、首と前脚と口の開閉くらいです。四肢くらいは動いて欲しかった。

このボットは17ステップで変形します。ってボットボッツと同じ様にステップ毎の画像を取っていくときりがないので、省略します。ロボット形態もかっこいいですね。二刀流の騎士然とした雰囲気で、スタイルも良好。

バックショットもデザインと相まってスカスカしている感はあまりなく、見るに耐えるレベルです。完成度かなり高くないですか?個人的にロストエイジ時に発売されたダイノボットの中では変形前、変形後ともにトップクラスの出来だと思いました。

どの角度からでも素晴らしいです。可動もロボット形態だと、頭がボールジョイント、肩がボールジョイントで肘が一軸とロール、腰にロール、脚はボールジョイントで膝が二重関節とこのクラスでは完璧な布陣。足も変形上開き具合が調整できるので、接地性も悪くありません。肩周りは一見干渉しそうですが、上手く取り回せばそこまでの干渉はありません。

ここからは少しマイナスポイントを。 変形に関しては特に難しい箇所はないのですが、一点だけ、手順通りにやるとはめづらい箇所があります。ロボットからトリケラトプスに変形させる際、手順通りにやると腕部を先に変形させてから脚部なのですが、先に脚部のロック部分を上手く調整してから腕部を変形した方が、カッチリと決まります。ここが非常にシビアなので、マイナスポイントかなと。

次に、武器について。トリケラトプス形態でも余剰パーツにならないとのことなのですが、 これで余剰にならない!とか少し無理がないですかね…

最後に腰関節について。異常に緩いです。重力に負けて回ってしまうくらい緩い。脚や腕も固い緩いはありますが、腰は別次元。個体差なのかなと思ったのですが、レビューを色々見たところ、他にも指摘している方がいたので全体的に緩めなのかもしれないですね。 特に可動する必要性がない箇所なので、腰ロールができた方がロボット時に楽しめるようにと設計された可動部だと思うのですが、ここまでゆるゆるだと素立ちさせるだけでも一苦労。改修するのにも胴体を開けななくてはいけなさそうなので、ちょっと面倒そう。

ムービー版スラッグ、如何でしたでしょうか?発売は5年前ですが、今でも全然通用するスタイリッシュなデザインで最高にかっこよかったです。しばらくこれを超えるスラッグは出ないのではないのでしょうか?(そもそもスラッグ自体そう何度も立体化されないと思いますが)2017年に発売の最後の騎士王版もこのスラッグの色違いですが、カラーリングは個性的なこちらの方が断然いいですね。願わくばいつかSS版でこれを超えるスラッグを見てみたいです。SS版グリムロックの出来が凄まじくよかったので。

ムービーアドバンスド版のダイノボット、ずっと気になっていたのですがレビューのネタにととうとう全て買い揃えてしまいました。ちょこちょこ集めていたのですが、ようやく集まったのでこれから少しづつレビューしていこうと思いますので、乞うご期待!